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KONO's Diary-休むに似たり



2010-05-22 [長年日記]

_ [日記] 運動会

子どもたちの小学校の運動会。 今年は二人の子どもがともに対抗リレーの選手に選ばれており、親ばか丸出しに張り切って出かける。

ふと、運動会って英語でなんと言うのだろうと思って調べてみると、sports festivalとかsports dayとか出てきたがどうもピンと来ない。そういえば他国の学校で運動会とかあるのだろうか、と疑問がわいてきた。

で、ネットでさらに検索してみると、日本のような運動会はあまり海外では行われていない模様。考えてみたら、100mの短距離走に騎馬戦にパン食い競争にフォークダンス、という支離滅裂なプログラムは、世界広しといえどもこの国でないと消化できそうにない。

歴史を紐解くと、1874年(明治7年)に海軍兵学校でイギリス人教師フレデリック・ウィリアム・ストレンジの指導によって開催されたのが嚆矢で、その後札幌農学校で開催された「遊技会」が「札幌神社大祭とともに市民の待望する二大催物」(恵迪寮史)となり、数年のうちに同様の催しが北海道内の小中学校に普及。その後明治29年に森有礼が運動会の実施を求める文部省令を出して、全国に広がった、ということである模様*1

玉木正之氏によると文部省令を受けて運動会を実施するにあたり、地域の祭も合同で行うことにして、ヤグラを組んで盆踊りを踊ったのがその後フォークダンスになったそうだが、確かにそういう経緯であれば運動会に踊りが欠かせないのも理解できなくもない。

個人的には、子どもの頃は楽しさ半分メンド臭さ半分だったのが、親になってからは完全に娯楽イベント的な位置づけになってしまって、子どもたちにちょっと申し訳なく思っているのだが。

で、実際の運動会だが、リレーは一瞬のうちに終わり、上の子のチームが3位で下の子のチームが2位。一ヶ月前にリレー選手に決まってから今日まで、ことあるごとに子どもたちとリレーの話をしたのが、実際の競技の観戦よりもよほど印象に残ったような感じなのだが、まぁ案外そんなものなのだろうな、とも思う。

*1 Wikipediaの記述は無条件に信じると痛い目に遭うが、この辺についてはネットで検索できる範囲では矛盾した記述は見つからなかったのでたぶん大丈夫でしょう。ただ英語Wikipediaの"School spors day"の項目にある日本の運動会の記述は、"日曜日開催の運動会の直前一週間は生徒たちは終日運動会の練習をして、その際通常の授業はまったく行われない(During the week preceding the sports day, students have no regular classes, but practice their events throughout each day)"…等ともっともらしく書いてあってビックリする。

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カバー画像はWikimedia Commonsより。
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