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KONO's Diary-休むに似たり



2010-05-09 [長年日記]

_ [] 限界集落(ギリギリ)温泉1

知られていないおカネの現実を描いたコミック『銭』を完結させた鈴木みそが次に挑んだのは寂れた地方についての漫画。「若者がほとんどいない」寂れた温泉地に、ひょんなことから若者たちがやってくる。

作者が伊豆の実家に帰省したら、若者がほとんどいなくて、実家周辺は「限界集落」の仲間入りをしていた。廃村になる前に、なにか打てる手はないのか、などと考えていたら、派遣村のニュース画像が流れてきた。彼らをごっそり移住させたらどうなるのだろう…という発想から、このマンガができたそうである。

まだコミックスの1巻なので、この先どうなるかまったく判らないのだけど、個人的にツボだったのは奥付のページに書かれた「シャッター通り」のイラスト。ぼくの田舎は伊豆ではないが、このイラストと同じような雰囲気の場所があって、「実家を出て東京で暮らしているものが言うのもなんですが*1」、これはどうすれば良いのだろうかと思ってしまった。

マンガ本編はたぶんファンタジーなのだけど、現実から逃避したものではなく、いろいろ考えさせられる材料が詰まったものになっている。

ということで、続刊が待ち遠しいコミックスになってしまったのだった。

奥付の画像

*1 あとがきより引用。

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カバー画像はWikimedia Commonsより。
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画像提供元:http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Field_of_hay_bales_-_omeo.jpg