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KONO's Diary-休むに似たり



2007-07-27 [長年日記]

_ [イベント] RTCカンファレンス 「ネットサービスの存在意義」

イベント告知

今回、テーマは「存在意義」と大きく出ているけれども、内容はゲスト(ライブドア代表取締役の出澤剛氏と、ロケーションバリュー代表取締役の砂川大氏)から中から見たネットサービスについてインタビューするというもの。

ライブドアの出澤氏は、もともと保険会社からライブドアに出向していたところをそのまま戻らずに社員になったところからスタートし(2001年)、同社のモバイル部門事業部長、副社長等を歴任した後今年4月より現職。技術者上がりなので、ライブドア事件の時も「淡々とやっていた」とのこと。あのとき、ネットの世界では技術に詳しい人たちから「ライブドアは技術力もあるのだから事件に負けるな」というような発言が多く聞かれた。その「技術力」はたとえば1000フィードを登録してもパフォーマンスが安定しているライブドアリーダ等にその後結実している。

今後の戦略としては、やはり技術で行きたいというのとオープン化、国際化ということだそうで、ライブドアリーダの英語版リリースとともに、メールについてはgmailと提携するなど、着々と手を打っている感じ。自前のデータセンターも持ち、技術者に対するブランド力もある(エンジニアの採用にはあまり困っていない様子)ということで、今後も期待できそうな感じである。

ロケーションバリューの砂川氏は、三菱商事からハーバードにMBA留学し、留学中に今回の事業のアイデアを思いつく。携帯電話であれば使っている人の位置情報が取れるので、その情報を「近くでちょっと手の空いている人をすぐに雇う」というサービスに使うというもの。同氏は三菱商事にこのアイデアを売り込むが却下されたため、自ら起業する。

インタビューでは「ネットはツールにすぎない」「PCのネットとケータイのネットはツールとして(コンテクスト、デバイス、ユーザー、人口など)がまったく違う」等々の持論を展開され、確かに説得力があった。

今後の戦略としてはこの「位置情報を価値に」というアイデアを核に、HR業界で一定の位置を確保していくとのこと。確かにこのアイデアはすばらしいし、可能性があると思った。砂川氏の自信に満ちた喋りに説得されてしまっただけなのかもしれないけれども。

体調が思わしくないので、懇親会は失礼してそのまま帰宅。

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カバー画像はWikimedia Commonsより。
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