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KONO's Diary-休むに似たり



2007-01-24 [長年日記]

_ [] 敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

投資の世界では有名な本、というので読んでみた。

ゲームに二種類あって「勝者のゲーム」は勝者のウィニングショットにより勝負が決まるが、「敗者のゲーム」は敗者のミスによって勝負が決まる。エースが飛び交うプロテニスの試合は「勝者のゲーム」で、一方ダブルフォールトやミスショットの応酬になるアマチュアテニスの試合は「敗者のゲーム」というわけだ。

勝者のゲームで勝つためには素晴らしいプレイが必要だが、敗者のゲームで勝つためには(素晴らしいプレイを目指してもきっと失敗するので)ミスのない堅実プレイに徹する方が得策である。

そして、機関投資家による効率化が行なわれた市場を相手に行なう資産運用は「敗者のゲーム」であり、市場に勝つのはムリなので、長期的な勝利を得ようとするならば市場と同じ値動きをするインデックスファンドに投資すべきだというのが本書の主張である。

うーん、そうなのか……。

バブル崩壊後、2001年頃に「預金じゃ利子が少ないから一つ投資信託でもやってみるか」とばかりにインデックスファンドに手を出したのだ。日経平均に連動する奴で、その頃日経平均は14000円くらいだった。株価は2000年の夏に一度2万円に復帰した後下がってきたところだったが「そろそろ下げ止まるだろう」と思ったのである。

甘かった。

平均株価はその後2003年の夏、7600円くらいまで下がりつづけた。

購入した投資信託も当然、元本を大きく割り込んで、半分近くにまで目減りしてしまった。

「塩漬け」にして持ち続けていたらその後やっと戻してきて、このところの日経平均は17000円くらいだと思うけど、一息ついているところなのである。

まぁ確かに元本を上回ったし、長期保有していれば何とかなるということなのだろう。たぶん。

_ [その他] 図書館

上記の『敗者のゲーム』は実は近所の区立図書館で借りた。

最近まで知らなかったのだけど、ぼくの住む区の場合、図書館は全部で11館あって、それらの蔵書はインターネットで検索可能でかつ貸し出しの予約・最寄の図書館への取り寄せまで出来てしまう。で、該当の本が確保されるとメールが来るので図書館に出向いてカウンターで利用者カードを提示すると貸し出してもらえる、というシステムになっている。

これが全部無料。それって何だか甘えすぎで申しわけないような気もするが、自分の払った税金で賄われていることなので、ありがたく利用させてもらっている。

これ使ってて何が快適かって、目当ての本を探して書架の間をうろうろする必要がない点。amazonで買い物をしているような感じなのだ。無論、時間のある時にリアル書店の棚を見ながらぶらぶらするのも愉しいものだが、読む本が決まっていて時間があまりない時にはこの仕組みがありがたいのだった。

しかし、(繰り返しになるけど)図書館ってホントにこれで良いのか、という気もちょっとする。

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カバー画像はWikimedia Commonsより。
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