追記

KONO's Diary-休むに似たり



2009-07-02

_ [イベント] Twitterと政治を考えるワークショップ

一昨日に表記のイベントに行ってきた。開催告知

「twitterが政治の世界にもたらす可能性とその影響」について語るイベントということで、登壇される人こそtwitterを使った実況中継ですっかり第一人者になった津田さん、イラン大統領戦後の混乱の中でのtwitterの状況をていねいにまとめられたFumiさんにtwitterをやってる現役衆議院議員の橋本岳さんと豪華だったものの、同じタイミングでTwitterの中の人と語る会というイベントもあったからこっちはそんなに注目されないかと予想していた。でも行ってみたら全然そんなことはなくて、人数こそやや少なめながらネット界隈で著名な人たちも多く見かけ、会場の熱気もすごかった。

当日の内容はIT Mediaの記事がさすがに手際よくまとめているのでそちらを見ていただくとして、ここでは個人的に感じたことなどを少し。

政治の世界、特に国政レベルの話になると、新聞やテレビなどでニュースは見るけれどもどこか自分とは違う世界の話のような印象をいつの間にか持っていた。 しかし、橋本岳さんや逢坂誠二さんの「つぶやき」をフォローしていると、プロレスラーの三沢選手の事故を嘆いたり新閣僚の発表をリアルタイムで伝えてくれたりして、少しずつ「あ、つながってるんだな」という実感を持ちつつあるところである。 従来もメルマガやブログ等のネット系のツールがあって、それらももちろん威力のある道具だったが、twitterの場合1メッセージが短くて気軽にアクセスできるし、リアルタイム性が非常に高いので、より「つながり」を強く感じさせてくれるのだろう。

ただ日本の場合、たとえば現状の公職選挙法では選挙にはtwitterをはじめとするネット系ツールは使えないとか、ヘンな制約がありすぎる。

選挙以外でも、インターネットの政治活動って、内閣のウェブサイトとかメルマガとかくらいしか思いつかないし。 そこへ行くとたとえばアメリカでは、健康保険再建についての意見交換会をオンラインで企画し、twitterを使ってその周知徹底に努めている

ホワイトハウスはfacebookにもYouTubeにもflicrにもiTune Storeにも(そして他のネットサービスにも)アカウントを持っていて、盛んに情報を発信し、それについて一般の人たちからのコメントも集まっている。

これは、はっきり言って、うらやましい*1。なんでもアメリカのマネすりゃ良いわけでもないだろうが、こういうネットの使い方は大いに参考にすべきではないか。

ただ、もしアメリカのようにネットを使うのなら、こちらにも心構えが必要になる。

「もっと政治に関心を寄せて、どんどん意見を表明していく」という心構えである。

政治の不出来に床屋政談的な文句を言うだけではなく、自分にできる範囲で政治に繋がっていく必要があるのだろう。

結局のところ、twitterが政治を変えるのではなく、twitterを手にしたわれわれが政治を変えるのだから。

ということで、ここにぼくの政治的な要望を書くと、まずは年間何億円も費やして運用していると言われる内閣メルマガまぐまぐ!あたりに委託するところから始めてもらいたい(違)*2

(以下は、イベント当日使われたスライド。非常に参考になるのでぜひご覧あれ)

*1 ふと、アメリカ以外はどうかと思ってイギリスの首相官邸公式ホームページを調べてみたら、flickrとかYouTubeとかばんばん貼ってあった……

*2 冗談はさておき、イベント当日得た情報によると内閣メルマガの「ご意見募集」コーナーは、内閣の「かなり上の方の人」も内容をチェックされている、非常に有効なチャネルだそうである。


2009-06-27

_ [ruby] Windows環境でのRuby/DBI ODBCのセットアップ

先日の日記ではRuby/DBIのrequireについて書いたのだけど、それ以前の、dbi-odbcのセットアップで詰まっている人も多いらしい。もともとrubyってWindowsじゃなくて*nix系で使う方が多いしね。検索してみても、意外とWindows環境のrubyの情報は少ない。

ということで、rubyでODBCアクセスができるまでの手順をメモ。

なおruby本体は既にセットアップ済みとする。Windowsのrubyって、いくつかあるのだけどぼくが使っているのはActiveScriptRuby。基本的に.msiをダブルクリックするだけだが、個人的な好みによりC:\Program Files\ruby1.8以下ではなくC:\Tools\ruby1.8以下に入れている。

あと、Windowsのバージョンによる違いは…何かあるかもしれないけどまぁ適当に。ぼくの環境はXP Home。

さて、rubyからODBCにアクセスするためには、"dbi"と"dbd-odbc"という二つの拡張ライブラリを導入する。dbiというのは、rubyからRDBMSへのアクセスを統一的に行なうための拡張ライブラリで、dbd-odbcというのは、そのdbiを使ってodbcにアクセスするためのライブラリ。

拡張ライブラリの導入方法は大きく二つあって、一つはrubyforge等のリポジトリからzipアーカイブ*1をダウンロードしてきて、展開してインストールする方法、もう一つはgemコマンドを使って、ダウンロードとインストールを一気にやってしまう方法である。

今回はgemコマンドを使って導入する。

C:\>gem install dbi
Successfully installed deprecated-2.0.1
Successfully installed dbi-0.4.1
2 gems installed
Installing ri documentation for deprecated-2.0.1...
Installing ri documentation for dbi-0.4.1...
Installing RDoc documentation for deprecated-2.0.1...
Installing RDoc documentation for dbi-0.4.1...
C:\>gem install dbd-odbc
Successfully installed dbd-odbc-0.2.4
1 gem installed
Installing ri documentation for dbd-odbc-0.2.4...
Installing RDoc documentation for dbd-odbc-0.2.4...

この通り、非常に簡単。dbiのインストール時にdeprecatedという拡張ライブラリが一緒にインストールされているが、これはdbiがこのライブラリを参照しているため*2。実は、ぼくはこのライブラリをrubyforgeでは見つけられなかった。

dbiとdbd-odbcはrubyforgeから取ってきて入れても良いのだけど、その場合でもdeprecatedはgemで入れる必要があるみたい。昔のバージョンだったらdeprecatedは不要だったような気もするが。

まあそんなわけで今回はgemでセットアップ。会社のイントラなどからだったら、gemはファイアウォールに阻まれるかもしれないが、Webブラウザ同様にproxyを設定すれば問題ない。proxyの設定方法等はgem install helpで出る。

これであとは[コントロールパネル]→[管理ツール]→[ODBC]でODBCの設定を行ない、そのDSNをrubyスクリプトの中で指定してやればアクセスできる…と思いきや

C:/tools/ruby-1.8/lib/ruby/gems/1.8/gems/dbi-0.4.1/lib/dbi.rb:294:in `load_drive
r': Unable to load driver 'odbc' (underlying error: wrong constant name odbc) (D
BI::InterfaceError)
        from C:/tools/ruby-1.8/lib/ruby/1.8/monitor.rb:242:in `synchronize'
        from C:/tools/ruby-1.8/lib/ruby/gems/1.8/gems/dbi-0.4.1/lib/dbi.rb:236:i
n `load_driver'
        from C:/tools/ruby-1.8/lib/ruby/gems/1.8/gems/dbi-0.4.1/lib/dbi.rb:154:i
n `_get_full_driver'
        from C:/tools/ruby-1.8/lib/ruby/gems/1.8/gems/dbi-0.4.1/lib/dbi.rb:139:i
n `connect'
        from dbitest.rb:5

みたいなエラーが出る。実は、dbd-odbcのインストールの際、Cコンパイラでモジュールを作る必要があるのだけど、そこがばっさり抜けているのだった。*nixと違い、WindowsはCコンパイラなんて標準では入ってないし*3

世の中よくしたもので、このモジュールのコンパイル済の奴はODBC Binding for Rubyというサイトで配布されている。ここでは色々なものを配っているが、必要なのはi386-msvcrt-ruby-odbc.zipというファイル。これをダウンロード・展開すると、odbc.soとodbc_utf8.soという二つのファイルが出てくるので、それを(rubyの導入先)\lib\ruby\site_ruby\1.8\i386-msvcrtにコピーする。

以上でセットアップ完了。Windowsでもrubyは楽しいので、機会があればぜひ。

*1 Windows環境なのでtarボールではないのだった。昨今はWindowsでもtarボール扱えるソフトは多いからtarボールでもかまわないのだけど

*2 何をするライブラリかというと、推奨されない機能を使ったら「そいつは非推奨ですよ」と茶々を入れてくるものらしい

*3 Cコンパイラがあるぞ、という方は、rubyforgeからdbd-odbcのzipをダウンロードし、その中のreadmeに書いてある手順に従ってコンパイルすれば良い。この件、tarballの人は「readmeちゃんと読め」で良いのだろうけど、rubygemsの人は知らないとちょっと辛い。本エントリを書こうと思った一番の理由がこれ。


2009-06-25

_ [] ガン病棟のピーターラビット

 先日逝去した栗本薫が昨年八月に出版したガン闘病記。日記のように、各章に書いた日付がついていて、本文が2008/1/17〜2008/2/17*1。書いてある内容としては、「そもそもの、すべてのことのはじまりは、二〇〇七年の十月末でした。(本文より)」ということで2007/10末から。

全身が痒くなり、黄疸が出て、かかりつけの病院に行ったらすぐ大学病院に回されて、がんであることが告知され、難しい手術になるからということでさらにがんセンターに回されて退院するまでの日々。 以前に乳がんの手術経験があるとはいえ、それを今回の主治医に言うと「あーあんなもの、手術じゃないから。あの程度のもんは大きいとはいえないから、悪いけど。今回の手術と一緒にしないでね。今回はほんとに大きい手術だからね」と言い返されてしまう。

そういう状況であれば「死ぬのが怖い」とか思って当然だと思うのだけど、広い個室に入院したかったのに空いてなくて残念とか、病院のご飯は美味しくないとか、旦那さんが買ってきたピーターラビットのぬいぐるみになぐさめられたとか、そういう日常のこまごましたことが積み重ねられるばかり。で、とうとう最後まで「怖い」という心情は吐露されない。

それどころか、死ははっきりと意識しているのだけど、その時に向かって粛々と日常を、自分の本当にやりたいことを積み重ねていく、という姿勢に心を打たれた。

とにかく、私の結論はただ一つ「なるべく沢山書いて、死ぬときがきたら四の五のいわずに死ぬ」ことだけです。いや、四の五のも大いにいうかもしれませんけれどもね。すくなくとも、とりあえず。(本文より)

本当に、生きてるだけで丸もうけ、なのだから、やれること、やりたいことをどんどんやらないと。

*1 あとがきは2008/6/26


2009-06-20

_ [イベント][sysoff2] 情シスオフ2nd

1stには行ってなくて今回初参加。開催告知

ネットがらみ・ITがらみのイベントへの参加経験はそれなりにある方だと思うけど、「情シス(=企業・団体のIT部門)」対象のイベントって、意外と少ないような印象を持っていた。で、今回は珍しくその情シスのイベントということで、喜び勇んで参加。調子に乗ってライトニングトークにもエントリーする。

昼の部と夜の部があって、昼の部は貸会議室で自己紹介したりライトニングトークしたり。当初予定では最後にディスカッションすることになっていたけど、その前に終了時刻となってしまった。午後一時半から始めて午後五時まで、途中退屈でダレるかと思ったけど、あっという間でした。

情シス関係の集まりというと、よくあるのが「IBMユーザー研究会」みたいなITベンダのユーザー会だけど、あの手の集まりだと自己紹介の時とか「株式会社○○のkonoです」みたいな感じで会社名が先に来る。しかし今回のイベントではそういう自己紹介はまったくなく、勤務先の会社名を口にした人はごくわずかで、後になってみるとその点がすごく良かったんじゃないかという気がしてきた*1

ライトニングトークは、やるのも初めてだしイベントの雰囲気もよく判らなかったのでどういう題材でやるか結構悩んだのだけど、「SuitかGeekかみたいな話があるけど情シスはどっちとも違うような気がする」と以前から思っていたのでそれを素直にスライドにする。SlideShareに置いた

ぼくのはイキオイのみで5分間を突破するヨタ話だったけど、他の人のはどれもちゃんと内容が充実している発表だった。

miryuさんの「情シスとセキュア・ジャパン」、主催者kirara_397さんある情シスの楽しい一日*2atsuizoさんの「情シスがこの先生きのこるには」を語るためのイントロのような何か、どれも素晴らしい。

はぶさんからも飛び入りで良いLTが聞けた。

夜の部は、近くの焼き鳥屋で呑み会。はぶさんと同じテーブルになったので、ひたすらはぶさんの話を聞く。IT業界に「うつ病」が多いのは、他の仕事は頭より身体が先に疲れる場合が多いのにIT業界は身体はあまり疲れなくて頭が先にやられてしまうからではないか、というような話など。

その後二次会もあったのだけど、ぼくは翌朝早い予定なので一次会で失礼した。

*1 そういうぼくは、会社名を口走ってしまったのでちょっと反省している。

*2 運用のルーティンが何もない状態からここまでのルーティンを確立し、かつ、ドキュメントまで整備してあるという。これは大変な仕事で、「デブサミで一コマもらって発表すべき」という声も出た。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ kirara_397 [おつかれさまでした。 「喜び勇んで参加」「退屈でダレるかと思ったけど、あっという間」主催者冥利に尽きるお言葉です!..]

_ kono [コメントありがとうございます(返信おそくなってごめんなさい!)。 イベント楽しかったです。またの機会があれば是非。]


2009-06-12

_ [] ヨシ!

ウチの犬に「マテ」をさせた後「ヨシ」といった瞬間をEX-FC100の30枚連写で撮影したものをアニメgifにしてみた。

「ヨシ!」といった瞬間とびかかってきたのでびっくりしてシャッターボタンを再度押してしまって、実際に取れたのは26コマだったけど。

ダッシュするとき舌が出ているが、不用意にそんなことしたら噛んでしまうのではないか、と心配になる。でも、よく思い出してみると、犬は走るときなどいつも舌を出しているような気がするので、何らかの理由・メカニズムにより噛むことはほとんどないのかもしれない

写真がちょっと暗いので、撮りなおしたいのだけど、その後どうもカメラが気になるようでカメラを前にすると「マテ」がうまくできなくなってしまった。

画像のサイズ縮小はリサイズ超簡単!Pro、アニメgif化はを使った。

*1 眠っているときも、舌の先がちろっと口からのぞいている。ノドが乾いたりしないのかと心配になるがきっと理由があるのだろう。

画像の説明




あわせて読みたい rss
追記
カバー画像はWikimedia Commonsより。
Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.2 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, no Front-Cover Texts, and no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the section entitled "GNU Free Documentation License".
画像提供元:http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Field_of_hay_bales_-_omeo.jpg